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サロンコンセプトは、オリジナルのフレーズでなくても表現できます

こんにちは、「行列ができる美容室のPR相談所」の和田美香です。

関東では冬のきりりとした空気が続くため、湘南の我が家からは毎日富士山がきれいにみえます。

毎日見ているのに「あ、富士山見える~」と言ってしまいます。

やっぱり、富士山の、裾野まで長くきれいに広がる姿は特別に感じますね。
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サロンコンセプトは
「いいたい事ではダメ。お客様に響く視点で書かなくては」と、
事業計画書づくりのとき、いつも何度も赤ペンを入れさせていただきます。

でも、この事業計画書づくりがうまくいけば、その後作る、
チラシ広告やホームページ、お店の小冊子など、
お客様に伝えるツールすべてに通じる言葉ががっちり
決まりますので、ここは飛ばせないところ。

とはいえ、皆様、表現の仕方にとても苦労されます。

サロンコンセプトの表現でゆきづまっているあなたに、
ひとつヒントを。

「自分の言葉(オリジナルのフレーズ)」でなければならないと
思いこんでおられる方がほとんどですが、もうひとつ、
お客様の心に響く方法があります。

それとは、「自分が経営の見本とする、有名な人の言葉や、
書籍から引用してくることで、自分のサロンの方針を代弁して
もらう」というもの。

たとえば、最近、こんなものをみつけました。
美容サロンではなく、食品です。

業界が違いますが、美容サロンの経営方針の表現においても
、この手法は見習わせていただけるものがあると思います。

株式会社丸八製茶場という、石川県加賀市のお茶屋さんがつくる
ほうじ茶「献上加賀棒茶」の袋を手に取る機会があったら、
袋の裏面をみてください。

同社の基本理念は、岩波新書『食品を見分ける』の
「良い食品の4条件」「良い食品に携わる者の資格4原則」に
まとめられている内容にのっとっていることを宣言しています。

4原則と、4つの資格も、それぞれ記載されています。

読むだけで、真面目にお茶づくりに取り組んでおられる企業姿勢
が伝わって来て、「安心なお茶のうえに、味がよさそう」に
見えます。
(実際に、きなこのようにとても香ばしく甘いおいしいほうじ茶でした)。

いかがですか。

多少文章量が多くて、小さな文字になっても、基本理念と
書いてあれば、読んでもらえます。

もし、あなたがお手本とする書籍や、経営者の言葉があれば、
引用をさせていただくことも検討してみては。

みかんぐみ株式会社 和田美香

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by prsoudan | 2011-01-17 06:27 | 身の回りからPRを考える
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