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顧客の体験をつくる準備 その3

こんにちは、価格アップコンサルタントの和田美香です。

2週つづけて、顧客の体験をつくるための準備その1とその2をお伝えしました。


今日は、その3「マイナスを取り除く」です。

お客さまの感動体験をつくるための、準備段階のつぎは、実行段階です。

テーマと具体的な舞台が、固まったら終わりというわけではありません。

実行段階は、常に、「マイナスなものはないか?」を探す目を持ち続ける必要があります。

美容室経営されているお店を、客観的に外側からの視点でみていると、次のような箇所にマイナスの要素がひそみがちです。

1.ファサード(外観)のテイストに合わない、経営ややスタッフの通勤用バイクや自転車を、顧客の目につくところに置いている

最近は、おしゃれなロードバイクや、スポーツバイク、モーターバイクもあります。
ですが、ナチュラルテイストの自然派を謳うテーマを訴えたいのに、スポーティーなものが合わない場面も多いです。
自転車やバイクが、オーナー様のお気に入りで、単品でおしゃれと誉められる場合でも注意です。
通勤用バイクや自転車は、ファサードの置物にはならない場合もあるので、きちんと見て下さい。

2.働く美容師さんの服装が、テイストに合わない

ご自分なりのおしゃれを追及しておられる方が多いのが、美容業界の特徴です。
ですが、あまりに、ご自分らしさを追及しすぎて、お店のテイストと合ってない場合があります。
自分に似合わない服装をする必要もありませんが、ご自分に似合う服と、お店のテイストが合わない場合は、そのお店のコンセプトそのものから考え直す必要があります。

自分はどんな服が似合うのか、どんな服をきておもてなしをしたいのか、どんな印象を与えたいのか、ということと、お店のテーマとが合うかどうかも、必ずチェックして下さい。

3.美容室の中の音楽が合わない

自分の好きな音楽を環境音楽としてつかっている、もしくは、有線放送と契約してどのチャンネルかを環境音楽として選んでいる、という場合、要注意です。

好きな音楽が、お店のテーマとマッチしていますか?

できれば、お店のテーマにマッチした音楽を選び直す繊細な工夫をしていただけるのが一番です。


他、トイレまわり、サロンのフレグランスなども、環境作りの大きな要因の一つです。

マイナスな要素は、「中にいる者」にとっては気づきにくいですので、周りの方から少し厳しめのチェックをうけることをおすすめします。


以上で、顧客の体験をつくる準備シリーズを一旦終えますね。

また追って、情報追加してゆきます!

みかんぐみ株式会社
和田美香

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by prsoudan | 2014-05-26 10:32 | 強いサロンのつくりかた
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