美容室店販キャンペーンはいますぐやめなさい。

5年後のなりたい未来をつくる事業化コンサルタントの和田美香です。
ご訪問、ありがとうございます。

12月に、美容室では店販キャンペーンをされているお店が多いのではないでしょうか。
この商戦ど真ん中の時期に、「店販を割引で販売するのはやめなさい」なんて、ひどい投稿でしょうか。

いいえ、今回はドキっとしていただいて、次の機会から割引キャンペーンを辞めていただければいいです。

ただし、店販割引キャンペーンを実施するにあたり、美容商材のメーカーさんやディーラーさんに交渉し、仕入れ価格も同等に割り引いてもらえるよう決定しているサロン様であれば、この店販キャンペーンは有効です。
どうぞお客様に還元してさしあげてください。
今日の話題は、メーカーやディーラーから仕入れ価格は据え置きのまま、店販キャンペーンを実施する美容室様向けです。

仕入れ価格が据え置きのまま、店販キャンペーンを実施し、儲かるのは、メーカーやディーラーだけです。

ここのところ、間違えないでください。

「え、売上があがるじゃん」とおっしゃるかもしれません。
はい、売上総額は見かけ上、あがるかもしれません。

ですが、割り引けば、利益は薄くなります。
その薄い利益を、販売数量でカバーすればいいとお考えでしょう。
では、どれぐらいの数量をキャンペーンで売らなければならないか、きちんと計算してキャンペーンを実施していますか?

たとえば、3000円のシャンプーを扱っていました。
仕入れ掛け率は80%だったとします。
すると、仕入れ値は2400円、お店の利益は600円です。
ここで、キャンペーンを実施し、10%割り引きで販売したとします。
すると、利益は10%分の、300円減ります。
利益は、300円しか残りません。
同じ、600円の利益を稼ごうとおもったら、通常の2倍の本数を販売しなければなりません。

もし、キャンペーンを実施していないいつもの月では毎月10本販売していたとしたら、キャンペーンを実施する月は20本以上売らないと、いつもの月と同じ利益を稼げません。

21本をこさなければ、18本でも、19本でも、せっかくがんばっても、自分の懐は寒くなるだけなのです。
20本がんばって、やっと、いつもの月と同じ利益になるのです。

これ、楽々2倍の販売数量を売れるようでしたら、いいかもしれません。
その勝算があったうえで、キャンペーンを実施しているなら、いいです。
どんどんやってください。

でも、もし、利益が通常月より下回る販売数しか出ないようだったら、あなたのお客様への労力はいったい何のためにおこなったかわからなくなります。
メーカーやディーラーのために働いているようなものになってしまいます。

ただ売上があがればいいとおもっていますか?

店販商品に興味をもっていただき、入口商品をとにかく購入していただく目的だったとしても、割引の必要はありません。
サロン滞在時間に、お話しさせていただき、商品情報をたっぷりお伝えするチャンスは、あるのです。

お客様の心は、価格ではなく、情報で動く時代のながれになっています。

年になんどか店販商品キャンペーンを実施している美容室様。
割引、辞めましょう。

それでも、納得いかない。店販商品キャンペーンを実施して、お店をもりあげたいとお考えの方。
きっとおられますね。
12月は、お店が一番活気づく季節ですので、利益が薄くなるという考えにピントこられないかもしれません。
なんのためにあなたは商売しているのか、もういちど経営者として考え直すお時間をお正月とられることをおすすめします。


みかんぐみ株式会社
和田美香
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「事業家をめざす社長のための教科書」 http://www.5years.net/
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by prsoudan | 2015-12-07 15:42 | 強いサロンのつくりかた
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