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ただマスコミに掲載されるだけでいいですか?

先週木曜日『ルビコンの決断』という経済情報番組で、大塚製薬が行ったポカリスエットの販売初年度の販売作戦が紹介されていました。
40億円以上分の無料配布を徹底して行ったそうです。

テレビ番組の翌日、週末に出場する水泳大会の選手登録会へ行ったら、なんと、大塚製薬の「SOYJOY」が参加者に無料配布されていました。

大塚製薬の無料配布のマーケティングは、いまも徹底して行われているのですね。
よほど、効果が高いのだろうなと、想像してしまいました。

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こんにちは、行列のできるPR相談所の和田です。

ある建築設計事務所兼建設業の企業様からPRのご相談をお受けしました。

社長様のご経営者仲間の方が、うまくマスコミを利用して露出を図り、経営を軌道にのせておられる方がいらっしゃるとかで、それを真似てPRをしてうまく売上アップにつなげようと試みられた結果、毎年3本以上は、どこかのマスコミに掲載いただけるようになっているそうです。

ご相談の内容は、「マスコミに取上げてもらえるようになっているのだけれど、売上アップにつながらない。どうすればいいか?」ということでした。

はい、ご相談ありがとうございます。

実は、この手のお悩みは、小さな規模の会社様では多いようです。
「マスコミに取上げられたって、儲からない」というお悩みの発生する源は、そもそもの出発点で設けた目標が違ったことが原因なことが多いです。

広報PRで、メッセージを発信するとき、一番に考えなければならないのは、

●誰に?
●どんなメッセージを届けるのか?

ということです。

この点が決まっていないのに、いきなり次の段階にすすんでませんか?

●どんな手段をつかって対象にメッセージを届けるのか

から始めてしまうと、
「マスコミに取上げてもらうにはどうしたらいいか?」
という点から考え始めることになってしまい、コミュニケーションの土台である、「対象」と「伝えるメッセージ」という土台が抜けてしまうことになります。

だから、届けたいメッセージが届けたい人に届いてないということが発生してしまい、結局のところ、お客様に届かない、ということになってしまうわけです。

マスコミに取上げてもらうことは、対象にメッセージを届けるためのひとつの手段です。

それが目的になってしまっていませんか?

土台からきちんと考えることで、「売上アップのためのPR手法」はもっと広がりをもって効果的に使えます。

お悩みの方、ぜひ、この点を取り入れてみてくださいね。
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by prsoudan | 2009-08-31 14:45 | PRのご相談とアドバイス

社長の顔=企業の顔です。あなたはその写真で、本当にいいですか?

お盆に実家へ帰省したとき、出身学校から、卒業生向けの学校案内資料が届いていました。
内容をみてみると、学部の変更や、カリキュラムの変更など、また大きな大学改革をやっているようです。
なんだか、向かう先が見えない航海をしているような印象を受けてしまいました。
卒業生が、卒業した大学に自信や誇りを感じられない大学改革とは一体なんなのでしょうか。

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こんにちは、行列のできるPR相談所の和田です。

企業の社長様のなかで、ご自分を売ることが企業PRにつながると自覚されている方は、よほごPRにご理解がある方です。

そのPRにご理解がある社長様のなかでも、それでも2極化するのが、社長様の顔写真。

「顔で商売をするわけではないのだから」とおっしゃります。

もちろんです。

しかし、あなたの顔写真も、企業イメージをつくる大きな要素のひとつなのです。

先日、ある企業のウェブミーティングがあり、本来はご出席のはずの社長様が所要で欠席という状況の中で、ホームページに掲載中の社長様のお写真に話しが及びました。

社長の右腕ともある方が、「この写真なんとかならないのかな」と社長様のお写真をみてぽつり。

わたしは、社長様のお写真は変えたほうがいいと何度か進言しているなかで聞き入れられなかった経緯があるために、この機会とばかりに「では、新しい笑顔のお写真を撮り直して差し上げてはいかがでしょうか」とご提案したのですが、誰が社長様にそのことを切り出すかで話は頓挫してしまいました。

もったいない!

ひるがえって、あなたの会社や職場では、こんなことが起りえてませんでしょか?

ご自分の写真を載せればOkというわけではないのです。

社長様のお写真が、実は社員やスタッフのなかで、どう受け止められているのか?

一度耳を傾けられてはいかがでしょうか。

とても貴重な意見が出てくると思います。
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by prsoudan | 2009-08-24 00:08 | 身の回りからPRを考える

他のサロンとの違いをどう表現するか? 敵にまわさなくても表現できます。

こんにちは、行列のできるPR相談の和田です。

ある美容室様からで、名刺やホームページに記載する「他のサロンとの違い」をどう表現するかというお悩みのご相談をいただきました。

というのも、他のサロンを敵にまわしたくない、というオーナー様の思いが強いから、「うちの強みがなにもない」というお悩みがますます深まってしまうというようだったのです。

ですが、ちょっとまってください。

どうして、「サロンの強みを表現する」ことが、他のサロンの悪口を言わなければならないと考えてしまわれるのでしょうか。

実は、この理屈で、「サロンのこだわり」をうまく決めきれていらっしゃらないサロンオーナー様が、いままでお会いしてきた中で3分の1ぐらいいらっしゃります。

でも、他の事例をあげてご説明すると、たいていは冷静に判断いただけるようになります。

「冷蔵庫を買うとき、左利きにもうれしいドアの仕組みが売りの冷蔵庫と、氷がたくさん入ることが売りの冷蔵庫とは、『ほしい人が違う』から、『自分の冷蔵庫の強み』をうたったところで、他方をけなすことにはつながらない」。


地域の他の美容室、先輩の美容室、恩師の美容室、後輩の美容室、それぞれに敵にまわしたくないのはわかります。
でも、他店と仲良くやってゆくのと、自店の強みを掲げるのとは、全く方向性は違うものなのです。

「初めてのお客様に選んでもらうため」には、必ず必要なアピールポイントです。

喧嘩を売るのと、自分の強みを表現することとは、全く違うということをうまく理解いただけると、お客様から選ばれるお店に、どんと成長いただけます。
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by prsoudan | 2009-08-10 15:23 | PRのご相談とアドバイス

世界のビジネスコミュニケーションの潮流

こんにちは、行列のできるPR相談所の和田です。

先週「評判作り研究会」が開催する、IABC(International Association of Business Communicators)の2009 World Conference報告会に参加してきました。

報告会の講師が、雨宮和弘(クロスメディア・コミュニケーションズ株式会社 代表取締役)さんだったからです。

わたしたちが行う、PRや、組織活性化コンサルティングのお仕事は、すべて「ビジネス・コミュニケーション」というくくりに含まれます。

細分化されたそれぞれのノウハウよりも、全体的な視野から、今世界的視野でみて何が話題になっているのか、コミュニケーションの課題にたいしてどんな解決方法があることを紹介されていたのか、という点に興味をもち、お話しおききしてきました。

4日間のカンファレンスのお話しを、ひと言でまとめるのは乱暴かもしれませんが、次のひと言が、わたしはIABC2009のテーマだったのかと感じました。

「コンテンツを伝えるコンテキスト(いわばストーリー)をどう伝えるか」

企業や組織が掲げるビジョンやミッションがあり、そして企業が組織がもつサービスや製品、業績といったコンテンツがあります。

ビジョンやミッションと、コンテンツを結ぶために、ホームページなどさまざまなツールがあるにもかかわらず、ツールを選ぶことが先行しすぎて、ツールをつかって「どう伝えるか」が欠落してきたのではないか、というお話しです。

米国企業の社内報の話や、コンサルティングファームの採用活動、バンクーバ警察の採用のためのコミュニティー活動の様子など、そのどれもが、「いままで、あきあきしてきた内容」が「楽しく」変って、そしてコミュニケーション方法が変っただけでなく、組織も変革し、業績も向上してきているという内容でした。

コミュニケーションという言葉は、利益を生み出すものとはいままで考えられてきていないけれども、これからは、利益を生み出すための「楽しいコミュニケーション」をうたってゆける時代になることがみえてくるようで、やる気を養わせてもらった時間でした。
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by prsoudan | 2009-08-03 21:27